★米国株式市場は上昇:良好な決算内容期待から買い優勢
NYダウは66.02ドル高の21640.75、ナスダックは40.74ポイント高の6385.04で取引を終了した。金融大手決算が好感されたことや、決算内容が総じて良好な内容となるとの期待感から買いが先行した。米6月住宅着工・建設許可件数が予想を上振れしたほか、原油価格の上昇も好感され終日堅調推移となった。S&P500指数やナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新した。VIX指数は9.89から9.79へ低下した。
★NY外国為替市場:ドル/円はトランプ政権の先行き不安から売り優勢
ドル/円は、ヘルスケア法案を巡って米トランプ政権の先行き不透明感が広がるなか、米長期金利が低下に転じるとつれてドル売りが強まり、地維持111.52円まで値を下げた。ただ、米長期金利が再び上昇したため下げ渋った。米国株が底堅く推移したことも下支えとなり、引けにかけては111.90円台まで持ち直した。ユーロ/ドルは、値動きは総じて鈍かったものの、翌日のECB定例理事会を控えて持ち高調整の売りに押され、一時1.1510ドルまで下落した。
★NY原油先物市場は続伸:在庫統計で予想以上の在庫減を好感
米エネルギー情報局が発表した週間在庫統計で、原油在庫は472.7万バレル減少、ガソリン在庫は444.5万バレル減少していたことが買い材料となった。また、サウジアラビアは追加輸出削減を検討しているとの報道も引き続き材料視された。サウジアラビアげ原油輸出量をさらに削減し、世界の原油需要が増加した場合、原油価格は現在よりも高い水準で安定するとの見方が広がっており、原油先物の下支えとなっている。
★NY金・銀先物市場は続伸:日欧の金融政策会合を控え様子見
NY金先物市場は、1235.10ドルから1243.50ドルのレンジで推移した。日銀金融政策決定会合やECB定例理事会が開催されていることから、ポジション調整的な売買に小幅な動きとなった。25日線や200日線が位置している1240ドル近辺でのもみ合い商状となった。
★米国債券市場は反落:日欧の金融政策会合結果を控え様子見
米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は下落)2.27%で終了した。ヘルスケア法案を巡って米トランプ政権の先行き不透明感が広がるなか買いにつながり、一時低下に転じる場面もあった。ただ、日欧の金融政策会合結果を控えて総じて値動きは小幅なものとなった。
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