★米国株式市場はまちまち:全般様子ムード広がり狭いレンジ相場
NYダウは21.50ドル安の20881.48、ナスダックは14.06ポイント高の5875.78で取引を終了した。主要経済指標の発表がなく、14-15日に開催される米FOMCを控えて全般様子見ムードが広がったため、狭い値幅での取引が続き終日上値の重い展開となった。また、トランプ大統領が検討する新制度を巡る先行き不透明感から、ヘルスケア関連会社に売りが広がった。VIX指数は11.66から11.35へ低下した。
★NY外国為替市場:米長期金利上昇で総じてドル高傾向
ドル/円は、欧州序盤には一時114.48円まで下げたが、『下サイドでは本邦実需勢を中心に買いが入った』との指摘があった。そのため、下値も限定的となった。その後、114.70円を挟んだ値動きが続いたが、米長期金利が上昇すると引けにかけて114.90円までじわりと上げた。ユーロ/ドルは、仏大統領選への不透明感がくすぶるなか、全般ユーロ安が進んだ流れに沿ったほか、米長期金利の上昇も重しとなった。ドラギECB総裁の講演では、金融政策や金利見通しについての発言がなかったことで、相場への影響は限定的だった。
★NY原油先物市場は続落:米シェールオイル増産による供給過剰懸念
米国のシェールオイル増産による供給過剰懸念が重しとなり、週明け早朝取引で一時47.90ドルと昨年11月30日以来の安値を付けたものの、フロアー取引ではショートカバーなどが入ったため下げ渋った。
★NY金・銀先物市場は反発:下落の反動買い戻しが優勢
NY金先物市場は、1202.00ドルから1210.90ドルのレンジで推移した。相場下落が続いたあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。ただ、米FOMC開催を控えて積極的な買いは手控えられた。そのため、イベントを前に大きな方向感は出なかった。
★米国債券市場は反落:米利上げペース期待から売り優勢
米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前週比0.05%高い(価格は下落)2.62%と昨年12月15日以来の高水準となった。米FOMCを控えて米利上げペースへの期待感を背景とした売りが進んだ。
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