★米国株式市場は上昇:新政権の減税策期待根強く買い戻し優勢
NYダウは4.28ドル高の20624.05、ナスダックは23.68ポイント高の5838.58で取引を終了した。連休を控えて利益確定の動きが広がり売りが先行し、一時80ドル超下落した。ただ、米政権の減税策への根強い期待や食品業界の大型買収の動き下支えしたことから引けにかけて買い戻しが入り、プラス圏を回復した。VIX指数は11.74から11.49へ低下した。
★NY外国為替市場:欧州の政治的不透明感を嫌気して円買い
ドル/円は、仏大統領を控えた世論調査で極右派でEUの離脱の是非を問う国民投票を実施する方針を表明しているルペン氏の支持率が上昇したことを受けて、欧州の政治的不透明感が一段と広がり、リスク回避のドル売り・円買いが強まった。米長期金利が低下したことを背景に一時112.58円まで下げた。ただ、米長期金利の低下が一服したことや、日経先物の下げ幅を縮めると下げ渋った。しかし、戻りも限られその後は112円台後半での値動きが続いた。ユーロ/ドルは、全般ユーロ安が進んだ流れに沿って売りが優勢となった。一時1.0605ドルまで値を下げ、その後は戻りも極めて限定的だった。
★NY原油先物市場は続伸:新規材料難でもい合い
新規材料難のなか、OPEC加盟国の減産が合意通りに進展、需給バランス改善期待が引き続き下支えとなり、前日終値を挟んだもみ合いの展開となった。米石油サービス・ヒューズが発表した米国の石油掘削装置(リグ)の稼働数は前週比6基増の597基となったが影響は限定的だった。5週連続の増加となった。
★NY金・銀先物市場は下落:対ユーロに対してドル高進行で売り優勢
NY金先物市場は、外国為替市場で対ユーロを中心にドル高が進んだことで、金への割高感が強まり売りが優勢となり、3営業日ぶりに小反落となった。
★米国債券市場は続伸:欧州の政治リスク浮上で買い優勢
米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前日比0.03%低い(価格は上昇)2.41%で終了した。米高kの3連休を控えて持ち高調整の買いが強まった。仏大統領選の極右のルペン氏の支持率が上昇したことを受けて、欧州の政治的不透明感から安全資産としての債券需要が高まった。
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