★米国株式市場は上昇:米企業好決算と新政権への期待から買い優勢
NYダウは155.80ドル高の20068.51、ナスダックは55.38ポイント高の5656.34で取引を終了した。米主要企業の業績が良好だったことから買いが先行し、NYダウは20000ドルの節目を突破した。トランプ米政権の経済政策に対する期待からアジア・欧州株がほぼ全面高となったことも追い風となり、終日堅調推移となった。S&P500 ,ナスダック総合指数、NYダウの主要株価指数は揃って最高値を更新した。VIX指数は11.07から10.66(5時26分時点)へ低下した。
★NY外国為替市場:ドルはリスク選好でも上値の重い展開
ドル/円は、NY勢の参入後に米長期金利が一時上昇幅を縮小すると、目先のストップロス注文を巻き込んで113.02円まで下落した。ただ、その後は米長期金利が再上昇したため買い戻しが優勢になった。NYダウが20000ドルの大台をつけるなど過去最高値を更新するんか、リスク選好の買戻しも強まり、一時113.92円まで上昇した。その後は113円台後半での神経質な値動きとなっていたが、頭の重さが嫌気されたことで113.20円台まで弱含んだ。ユーロ/ドルは、全般ドル売りが進んだ流れに沿って買いが先行した。ただ、買い一巡後は米長期金利の上昇につれて次第に上値が重くなり、1.0720ドル付近まで弱含んだ。引けにかけては1.07ドル台前半での神経質な値動きとなった。
★NY原油先物市場は反落:米原油在庫増を嫌気
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の在庫統計で、、原油在庫は前週比で予想を上回る増加となった。また、ガソリン在庫も大きく増加するなど米国内の需給の緩みが嫌気され売りが出た。ただ、NYダウが節目となる20000ドル台に乗せるなど、世界的な株高持続を受けてリスク選好となり底堅い値動きとなった。
★NY金・銀先物市場は続落:欧米株高でリスク選好による売り優勢
NY金先物市場は、1195.30ドルから1212.20ドルのレンジで推移した。ドルインデックス指数が低下したことや、ドルが主要通貨に対して弱い動きとなり金買いの環境は揃っていた。しかし、NYダウが史上初の20000ドル台に乗せるなど欧米株が上昇したことで、リスク選好の流れが強まったことを受け売りが優勢となった。足元では1200ドルを挟んでの攻防となっている。
★米国債券市場は続落:米国株高・入札低調で売り優勢
米国債券市場で長期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.05%高い(価格は下落)2.51%で終了した。米国株式市場の上昇を受けた売りが出たほか、5年債入札の結果が『低調だった』と受け止められたことで売りが出た。
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