★米国株式市場は上昇:米中貿易摩擦激化の警戒感後退で買い優勢
NYダウは240.92ドル高の24505.22、ナスダックは34.44ポイント高の7076.55で取引が終了した。米中貿易摩擦が激化するとの過度な警戒感が後退し、買戻しの動きが活発化した。1-3月期決算発表シーズンを来週に控えて、業績期待から買戻しが広がったほか、米長期金利の上昇も好感され終日堅調推移となり、一時350ドル超上昇した。VIX指数は20.06から18.94へ低下した。
★NY外国為替市場:リスク選好から総じてドル買い優勢
ドル/円は、米中貿易摩擦を巡る過度な警戒感が後退するなか、NYダウが350ドル超、日経先物が270円上昇したことでドル買いが強まった。米長期金利の上昇も後押しし、3月13日タカ年の107.29円を上抜けると上昇に弾みが付き、一時107.49円と2月28日以来の高値を更新した。ただ、一目均衡表下限の107.51円が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩んだが、下押しは限られた。ユーロ/ドルは、米長期金利の上昇を受けて全般ドル高が進むと売りに押された。3月20日安値の1.2240ドルを割り込み、3月1日以来の安値となる1.2218ドルまで下落した。
★NY原油先物市場は小幅高:原油需要増期待から買い優勢
NY原油先物市場はいちじ64.12ドルまで買われた。米国経済の持続的な成長への期待や米中貿易摩擦解消への思惑も広がったことが買い材料となった。原油需要増加への期待が残った。しかし、ドルが主要通貨に対して強含んだことや、米長期金利上昇を嫌気した利食い売りも散見された。
★NY金先物市場は反落:リスク選好の動きから売り優勢
NY金先物市場は一時1326.00ドルまで売られた。米中貿易摩擦解消への期待で米国株が上昇したことやドルが主要通貨に対して強含んだことが嫌気された。リスク回避的な金買いは後退した。
★米国債券市場は続落:欧米株高でリスク選好の売り優勢
米国債券市場で長期ゾーンは3日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.03%高い(価格は下落)2.83%で終了した。欧米株式市場の上昇を背景に安全資産とされる債券に売りが広がった。また、週末の米3月雇用統計を前にした持ち高調整売りも出た。
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