★米国市場はジューンティーンス独立記念日で休場
米国株式市場、NY原油先物市場、NY金先物市場、米国債券市場は休場
★NY外国為替市場:米国市場休場で方向感の出ない展開
ドル/円は、欧州株相場の下落や日経平均先物の失速に伴う円買い・ドル売りが入ると一時141.66円付近まで下押しする場面もあったが、取引終了間際には欧州時間に付けた約7カ月ぶりの高値142.00円に面合わせした。米国がジューンティーンス独立記念日で休場となる中、大きな方向感は出なかったが、日米金融政策の方向性の違いに着目した円売り・ドル買いは出やすく高止まりした。
ユーロ/ドルは、米国市場が休場となる中、動意となるイベントもなく、狭いレンジでの取引が続いた。市場では「21-22日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて、様子見ムードが高まっている」との声が聞かれた。
ポンド/ドルは、今週予定の英中銀金融政策委員会(MPC)では0.25%の利上げが見込まれているものの、前週末に昨年4月以来の高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りなどが出た。アジア時間早朝に付けた1.2801ドルを下抜けて一時1.2771ドルまで値を下げた。
★米利下げ転換時期の市場予想は後ずれ:US Dashboard
タカ派的と評価された先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、市場が織り込む利下げ転換時期は後ずれした。先週末時点のフェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む政策金利は、7月FOMCで追加利上げを決め、利下げに転じるのは2024年2月頃になっている。
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