★米国市場はメモリアルデーで休場
米国株式市場、NY原油先物市場、NY金先物市場、米国債市場は休場です
★NY外国為替市場:NY市場休場でポジション調整の動き
ユーロ/ドルは、独長期金利の大幅低下を背景に欧州序盤から売りが優勢となり、一時1.0706ドルと本日安値を付けた。ユーロ/ポンドやユーロ/スイスフランなどユーロクロスの下落につれた影響も付けた。先週末安値の1.0702ドルを前に下げ止まったものの、戻りは極めて限定的だった。
ドル/円は、NY市場がメモリアルデーで休場となるなか、持ち高調整の売りが散見されて一時140.12円まで値を下げた。ただ、一巡後はショートカバーが入り140.40円台まで下値を切り上げるなど、140円台前半から半ばで方向感がなかった。
★賃金インフレが招く波乱
米国では「賃金インフレ」が米連邦準備理事会(FRB)を悩ませているが、日本も対岸の火事ではない。30年ぶりの賃上げ率となった春闘に続き、サービスが、日銀の金融緩和の修正観測につながれば年後半以降の波乱要因になりうる。
★米早期利下げ観測は後退の方向:US Dashbosrd
米シカゴマーカンタイル取引所(CME)が算出する「Fedウオッチ」によると、6月13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)においてフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を現行の5.00%~5.25%から5.25%~5.50%へと0.25%引き上げる確率は64%、据え置きの確率は35%となっている。7月25~26日のFOMCでFF金利誘導目標が5.25~5.50%となっている確率は52%と、市場参加者の半数は6月0.25%利上げ後の利上げ休止あるいは6月と7月で0.25%の利上げ予想していることになる。5.00%~5.25%の確率は20%、5.50%~5.75%の確率も27%にとどまっている。9月19~20日のFOMCのFF金利誘導目標の確率は、5.00%~5.25%が16%、5.25%~5.50%が37%、5.50%~5.75%が33%となっており、早期利下げ観測が大きく後退したことが見てとれる。10月31~11月1日のFOMCを経て、12月12~13日のFOMCにおけるFF金利誘導目標の確率は、5.00%~5.25%が35%、4.75%~5.00%が27%と年内の利下げ観測は引き続き根強い。一方、5.25%~5.50%の確率が足元で21%へと急上昇し、年内利下げ観測の剥落加速をイメージする市場参加派もありそう。
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