★米国は独立記念日の振替休日
株式市場、NY原油先物市場、NY金先物市場、米国債券市場は休場
★NY外国為替市場:手掛かり材料に乏しく動意に薄い展開
ドル/円は、2日の6月米雇用統計の内容を受けて米金融当局が金融政策の正常化を急がないとの見方が広がる中、欧州時間に一時110.76円まで売られた影響が残った。ただ、米独立記念日の振替休日で米金融市場は外為を除き休場だったことから、NY市場では動意の薄い展開となった。『市場の関心は7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月15日-16日分)の公表などに集まっている』との声も聞かれた。
ユーロ/ドルは、一時本日高値となる1.1881ドルまで値を上げたものの、NYの取引時間帯に入ると次第に値動きが鈍った。米国市場が休場で取引参加者が少ない中、狭いレンジでもみ合いに終始した。なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は『ユーロ圏インフレの上昇は一時的』などと述べたが、相場の反応は限られた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する『OPECプラス』は争点となっている減産の延長を巡って折り合いがつかなかったため、5日に再開する予定だった閣僚級会合を延期した。これを受けて原油先物価格が上昇し、産油国通貨とされるカナダドルには買い戻しが入った。米ドル/カナダドルは日通し高値1.2372カナダドルから1.2324カナダドル付近まで一転下落し、カナダドル/円は89.69円を本日安値に89.99円付近まで持ち直した。
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