★米国株式市場はまちまち:イベント控えてポジション調整の売り優勢
NYダウは85.85ドル安の34393.75ドル、ナスダックは104.72ポイント高の14174.14ポイントで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が今週15日から16日にかけて開催する連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた調整にNYダウは寄り付きから下落した。終日軟調に推移した。10年債利回りが依然1.5%を割り込んだ水準で引き続き安定したためハイテク株は強く、ナスダック総合指数を押し上げ。終値で史上最高値を更新した。VIX指数は15.65から16.39へ上昇した。
★NY外国為替市場:米長期金利上昇でドル買い優勢
ドル/円は、米10年債利回りが一時1.50%台まで上昇したことに連れて、ドル/円は110.09円までじり高になった。もっとも、110.00円からは1銭刻みに売りオーダーがあるのか、上昇スピードは非常に緩やかになった。
ユーロ/ドルは、欧州引け後はユーロドルの商いは低調になっているが、ドルが全体的に買われていることもありユーロ/ドルは上値が重くなっている。
トルコリラは弱含み。バイデン米大統領とエルドアン・トルコ大統領の首脳会談が『建設的で、有意義なものだった』と発表されたが、トルコのロシア製地対空ミサイルS400の導入スタンスは変わらないと伝わったこともあり、トルコリラは対円で12.98円、対ドルで8.4779TRYまで弱含んだ。
★NY原油先物市場は反落:景気回復による需要増加期待で買い優勢
NY原油先物市場は70.65ドルー71.78ドルのレンジ相場となった。景気回復による世界的な需要増加期待や、OPECの減産継続による需給の引き締まり懸念もあり、原油先物は2018年10月以来の水準まで一時上昇した。しかしながら、引けにかけては利食いの売りが優勢になり、僅かながら反落して引けた。ニューヨーク市場の序盤にかけて71.78ドルまで買われた。ただ、米長期金利の上昇を意識して利益確定を狙った売りが増えた。
★NY金先物市場は続落:米FOMCを控えポジション調整の売り
NY金先物市場は1845.70-1879.70ドルのレンジ相場となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にポジション調整が優勢となり、金先物価格は続落して引けた。先週1900ドルを維持することができなかったことで、テクニカル的にも売りが入ったとの声も聞こえた。アジア市場の取引開始後に売りが優勢となり、ニューヨーク市場の序盤にかけて1845.70ドルまで続落した。
★米国債券市場は続落:米FOMCを控えポジション調整の売り
米国債券市場で長期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は下落)1.49%で終了した。今週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、持ち高調整目的の売りが優勢となった。
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