FITS エコノミックレポート

金標準先物の週足での下目処を探る!

 

★金標準先物の中期トレンドを示す週足では、4月22日週の高値8,160円と6月17日週高値8,106円をトップとしたダブルトップのパターンになっている。

このダブルトップのネックラインは5月20日週安値7,405円となっており、ネックラインに向かって下落している。

今週は13週SMA(赤線)の7,783円を下抜けすると加速的に下落基調が強まり、26週SMA(青線)の7,450円に向かって下落してきている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も上値を切り下げながら%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっており、下押しバイアスが強まってきている。

これらのことから、下落基調の継続が明確になっている。

下値目処では、26週SMAの7,450円やネックラインの7,405円がになる。しかし、ネックラインを下抜けすると、ダブルトップ崩れとなり、さらなる下値模索の動きが続きやすい。

その際の下値目処では、心理的節目となる7,000円52週SMA(緑線)6,961円、4月22日高値と5月20日週安値7,405円の値幅755円を7,405円から差し引いた6,650円が重要な下値目処として意識される。

現在は下値模索の動きが続ていおり戻りの兆しが出ていないことから、売り目線が継続する。ただ、下値目処で反発する可能性もあることから、ポイントに接近したら注意する必要がある。

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