FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では雲の中でもみ合い!

 

★6月28日以降の金標準先物の60分足では、NY市場が休場だったこともあり、雲の抵抗体の中で動意を欠くもみ合い相場となった。下値では24時間SMA(緑線)がサポートとして意識される一方で、上値では72時間SMA(青線)がレジスタンスとして意識されている。ただ、このまま同値前後でもみ合い相場が続くようなら、雲の上限を上抜けすることになる。夜間取引の終了前後で雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。

 

価格帯別出来高では、上下に出来高の多い価格帯があり、しばらくは7,750-7,900円前後が抵抗体となりもみ合い相場が続く可能性がある。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインをシグナルと共に上向けしたものの、横ばいになっており明確なトレンドは出ていない。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も高水準で上下に振れる展開となっており、もみ合い相場の様相となっている。全般的に方向感を欠く展開が続いている。

 

金標準先物の日足では、5日SMAの7,864円と25日SMAの7,876円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。一方で、下値では緩やかに上向きになっている75日SMAの7,747円がサポートとして意識され下支えする展開になっている。外国為替市場では、米国市場は休場となっていたものの金融政策の方向性の違いが意識されドル/円は底堅い展開続いた。そのため、金標準先物の下支えとなった。

本日の注目点は、上下抵抗体に挟まれており、上下どちらに放れるかが焦点になる。60分足でも、雲の抵抗体の中でもみ合いとなっており、上下どちらに抜けるかが注目される。

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