FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 1月米CPI発表を控え全般様子見ムード広がる!

 

★欧州市場朝方の取引では、ドイツと米長期金利が低下したことを背景に、115.40円付近にドルが小幅反落した。なお、欧州主要株価指数は全面高で取引を開始した。米長期金利が1.93%近辺に低下となったことを受け、対欧州通貨などでドル買いが一服したこに伴い、115.30円台まで上値を切り下げた。米長期金利が1.91%台に一段と低下していることを受け、全般的なドル安地合いが持続した。欧州株が全面高で推移、NYダウ先物も上昇幅を広げたことを受け、ドルが下げ渋った。

 

115.40円台での小動きとなり、NY勢参入や米国株の取引き開始を待つ状態となった。翌日の1月米消費者物価指数(CPI)発表を前に様子見ムードが広がり、115円台半ばでの狭いレンジ取引が続いた。良好な入札結果を受け、米長期金利が1.91%の低水準に推移したことでドルの戻りが鈍かった。NY午後に入っても目立った動きは見られず115円台半ばでの狭いレンジ内での値動きが続いた。

 

★欧米主要経済指標

・米・12月卸売在庫改定値:前月比+2.2%(予想:+2.1%、速報値:+2.1%)
・米・12月卸売売上高:前月比+0.2%(予想:+1.5%、速報値:+1.7%←+1.3%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は115.33-56円のレンジ

・ナーゲル独連銀総裁が金融正常化を主張するとユーロ買い優勢に

・重要な1月CPIの発表を翌日に控えて様子見ムード広がる

・米国で感染者減少に伴って経済正常化への期待感高まる

・米長期金利が低下したことで高PER銘柄に買い戻し

・NY時間引けにかけては米国株続伸で円売りが若干強まる

・VIX指数は21.44から19.96へ低下

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