★日経225の長期トレンドを示す月足では、21年2月高値と21年9月高値とするダブルトップのパターンになった。そして、1月にはダブルトップのネックラインとなる21年8月安値26,954.81円を一時下抜ける展開になった。
ただ、24ヵ月SMA(青線)がサポートとして意識されると持ち直す展開になり、2月にはネックラインを回復する展開になっている。
しかし、上値追いになることもなく小幅な動きになっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、価格は上昇したにも関わらず%DとSlow%Dは上値を切り下げる弱気のダイバージェンスとなっており、先行き下落の前兆を示している。
現状はネックラインを回復してきたことで回復基調になっているものの、上値追いに転換した明確なシグナルも出ていない。それよりも、ストキャスティクスの動きをみると下押しバイアスが強いことを示している。
未だに長期トレンドでは下押しバイアスが強いことから、今後の展開には注意が必要となる。
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