FITS エコノミックレポート

今週は日経225の長期トレンドの重要な節目に!

 

★日経225の長期トレンドを示す月足では、12ヵ月SAM(赤線)下抜けダブルトップのネックラインとなる21年8月の安値26,954.81円が視界に入ってきた。

ネックラインを下抜けするようなら、下値模索の展開になりやすい。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、価格は上昇したにも関わらず、上値を切り下げる弱気のダイバージェンスとなっており、下落調整の兆しが出ていた。また、%DとSlow%Dは下向きとなっており、下押しバイアスが強いことを示している。

 

下値では、24ヵ月SMA(青線)の25,809.84円や21年9月高値30,795.78円と21年8月安値26,954.81円の値幅3,840.97円の逆倍返しとなる23,113.84円も下値節目として意識される。

 

今週の日経225の相場の節目になりやすく重要なポイントになる。先週末米主要株価三指数が下落しているほか、週末の日経225先物3月限では前日比300円安の27,220円で終了している。

世界的にリスク回避の動きが強まっていることから、ネックラインの攻防を見極める必要がある。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ