★日経225の日足では、9月14日高値30,795.78円を起点として11月16日高値29,960.93円を結んだトレンドライン(R1)と8月20日安値26,954.81円を起点として10月6日安値27,293.62円を結んだトレンドライン(S1)で形成していた三角持ち合いの上限上放れに失敗した。
一目均衡表では、昨日雲のネジレで雲上抜けて高値を付けたものの、再び雲上限と上向きの転換線(赤線)を下抜ける展開になった。
雲の下限の28,877.30円がサポートとして意識されるもじわりと下抜けしてきた。
転換線の28,983.83円を早々に回復出来るようなら、再び三角持ち合いの上限上放れトライとなりやすい。ただ、このまま雲下限を下抜けすると、52期間の中心値の先行スパン2当日線(茶線)の28,774.78円や横ばいの基準線(青線)28,488.39円がサポートとして意識されるが、一旦の戻り基調の動きは後退する。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜ける展開になってきた。Slow%Dは上向きを維持しているが、下向きになってくるようなら下押しバイアスが強まる。
徐々に上値切り下げ・下値切り上げの状態が続いているが、いずれ上下どちらかに放れる動きになりやすい。
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