★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が底堅く推移する中、前日比小幅高の114.35円前後でもみ合い推移した。なお、欧州主要株価指数は順調に取引をスタートした。米長期金利が1.60%台まで上昇していることなどを支えにドル買いが優勢になった。フィッチが中国広州市の大手不動産会社を格下げしたことでリスク回避の動きになり、米長期金利が1.55%台まで低下したことで円買いが優勢になった。欧州での感染拡大が加速していることやNYダウ先物が200ドル安に続落したことを嫌気しリスク回避の円買いが強まった。NYダウ先物が140ドル安に下げ幅縮小したことを受け円買いの動きが緩和された。その後、米長期金利が1.52%台まで低下するなど、米金利の動きに連れて再び買いが強まった。
欧州など世界で新型コロナ感染が再流行しており、オーストリアが全土でロックダウン入り、ドイツでも一部ロックダウンが検討されており世界経済の回復を損なうとの懸念が強まりつつある。
米下院が1兆7500億ドル規模の法案を可決したことなどが相場の支えとなり円買いも一巡した。ウォラーFRB理事のタカ派発言がドルの支えとなり円買いも一巡した。ウォラーFRB理事のタカ派発言がドルを下支えした。クラリダFRB副理事長の発言を受け米長期金利上昇でドルの下支えとなった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・9月経常収支:+187億ユーロ(8月:+171億ユーロ←+134億ユーロ)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は113.56-114.54円のレンジ
・フィッチの中国大手不動産会社の格下げでリスク回避
・オーストリラ政府がロックダウンの再導入発表でリスク回避
・米下院で1兆7500億ドル規模の法案可決でドル下支え
・FRB要人によるタカ派発言でドル買い戻し
・VIX指数は17.59から17.91へ上昇
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