FITS エコノミックレポート

日経225の中期トレンドでは13週SMAが下値目処!

 

★日経225の中期トレンドを示す週足では、3万円を挟んで高値もみ合い商状となっている。13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)は上向きになっていることで、中期トレンドは上昇基調を維持している。

現在は陰線となっているが、13週SMAの29,156円近辺がサポートとして意識される。13週SMAを下回った場合でも、20年3月20日週の安値16,358.19円を起点として同年10月30日週の安値22,948.47円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして意識される。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、年初は過熱感が強かったが高水準からの下落基調になったことで、過熱感は解消されている。そして、%DがSlow%Dを再び上抜けしてきていることで、戻り基調になってきている。

 

現状の投資スタンスは高値圏に位置しているものの、上昇基調は継続していることから、押し目狙いスタンスになる。このまま下落調整ということになるなら、13週SMAが一旦の下値目処になりやすいので注視する必要がある。現在急落する材料が出ていないことから、方向的には上向きになっている。

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