★メキシコペソ/円の日足をケルトナーチャネル(パラメータ:20、1.5)とボリンジャーバンド(パラメータ:20、±2)を組み合わせたチャートで分析する。
ケルトナーチャネルとは、シカゴの穀物トレーダーであった Chester W. Keltner 氏が1960年代初頭に書いた『How To Make Money In Commodities』の中で紹介されたテクニカル指標である。
移動平均線を挟む2本の上下ラインでバンド状のチャネルを描き、値動きの多くはチャネル内で推移するが、チャネルから飛び出した値動きをフォローしていくトレンド系のテクニカル指標として使われることが一般的である。
使い方は、上部バンドを上抜けた場合は上方への強いトレンドが発生していると判断し、 中間線をサポートとして買いでトレンドをフォローする。 反対に、下部バンドを下抜けた場合は下方への強いトレンドが発生していると判断し、 中間線をレジスタンスとして売りでトレンドをフォローする。
一方、ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅(ボラティリティ)を一定期間の価格データから測定し、統計学的な観点から価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するテクニカル指標である。
メキシコペソ/円の日足では、ケルトナーチャネルとボリンジャーバンドは12月以降ほぼ横ばいとなっていることで、レンジ相場入りとなっている。
また、2つのオシレータの上限・下限が重なる位置では、レジスタンスとサポートとして意識されている。
現状はバンド下限の5.10円付近から反転して、バンド上限の5.30円付近に向かう途中になっている。
両バンドが上向きまたは下向きになるまで、レンジ相場が継続する可能性が高い。また、ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの内側に入っているうちは、ボラティリティが低いことを示している。
今は上昇・下落を繰り返すながらも、レンジ相場となっている。そのため、バンド下限で買ってバンド上限で売るレンジ相場売買戦略が良さそうである。
ロスカットは、ケルトナーチャネルの上限や下限を抜けたところになる。
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