FITS エコノミックレポート

金標準先物の日足では迷い線で上値の重さを意識!

 

★金標準先物の日足では、11月9日高値6,548円を起点として12月21日高値6,350円を結んだトレンドライン(R1)と、11月30日安値5,900円を起点として12月15日安値6,079円を結んだトレンドライン(S1)で形成した三角持ち合いを1月4日に上放れした。そして、勢いそのままにレジスタンスとして意識されていた75日SMA(緑線)100日SMA(黒線)を上抜けした。

ただ、100日SMAを上抜けした後は、上値が重くなり迷い線の『十字線』になっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:87.16%、Slow%D:84.58%とやや買われ過ぎ過熱感が出ていることから、利益確定売りの出やすくなっている。

100日SMAの6,409円を上抜けしたことで、サポートとして意識される。そのため、100日SMAを維持出来れば、売り一巡後は11月9日高値6,458円へ向かって上昇しやすい。

100日SMAを維持出来ない場合では、上向きの5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)や今までレジスタンスとして意識されていた75日SMAがサポートとして意識される。また、25日SMAが上向きになり上昇してくることから、サポートとして今後意識される。ただし、S1を明確に下抜けするようなら、トレンド転換の兆しとなり戻り一服となる可能性がある。

現状では、100日SMAを維持出来るかが焦点となる。

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