★12月18日以降の金標準先物の60分足では、一目均衡表の雲上限がレジスタンスとして意識され上値が抑えられる展開となっている。一方で、72時間SMA(青線)と90時間SMA(紫線)がサポートとして意識され下支えする展開となっている。夜間取引で雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。
NY金先物は1873.10-1887.40ドルのレンジ相場となった。利益確定や調整の売りが先行するも、押し目では買いが入り、続伸して取引を終えた。短縮取引で市場参加者は少なく、値動きは限られた。ユーロ売り・米ドル買いは一服しており、金先物は底堅い動きを維持した。
価格帯別出来高では、一旦出来高の多い価格帯を下抜けしたことで、戻り場面での『やれやれ売り』で上値が重くなっている。やれやれ売りが一巡するまでは、もみ合い相場が続きやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上抜けしているもののシグナルとのかい離幅を縮小していることで、上昇の勢いは鈍化している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることで、下落調整の様相となっている。
金標準先物の日足では、レジスタンスとして意識されている5日SMA6,271円の上抜けトライとなっている。上抜け出来ると下向きの75日SMAの6,354円が次の目標値となる。75日SMAはレジスタンスとして意識されていることから、戻り目処となりやすい。NY金は、ポジション調整的な売買が主体となったことで、方向感を欠く展開となっている。為替市場でも、クリスマスで市場参加者が少なく、103円半ばで動意を欠く展開となっている。
本日の注目点は、わずかに5日SMAを上抜けしてきたことから、このまま上昇基調が継続するのか、それとも押し戻される展開になるのかが焦点となる。下値では10日SMAの6,233円がサポートとして意識されている。
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