★金標準先物の日足では、200日SMA(紫線)を下抜け下向きの5日SMA(赤線)がレジスタンスとして意識され上値を抑えていたことで、下落基調が強まる可能性があった。しかし、260日SMA(茶線)がサポートとして意識され下げ止まり、5日SMAを回復し下向きから上向きに反転する展開になっている。そのため、短期的には戻り基調が継続している。
260日SMAは3月17-18日の下落時でもサポートとして意識され、その後上昇基調に戻ったことから、重要な相場の節目ポイントとなる。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、低水準で%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになっていることで、上向きバイアスが強いことを示している。
一方で、上値では10日SMA(黄線)の6,111円と200日SMAの6,129円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。
ただ、10日SMAと200日SMAを上抜け出来るようなら、10月30日安値6,245円のネックラインや25日SMA(青線)6,275円が上値目処として意識される。
現在、金標準先物は相場の節目にあり、大きな相場になる重要ポイントにある。
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