★金標準先物の日足では、8月7日高値7,032円を起点として9月16日高値6,708円を結ぶトレンドライン(R1)とする。9月25日安値6,269円を起点として10月7日安値6,377円を結ぶトレンドライン(S1)とする。さらに、8月12日安値6,412円ライン(S2)とすると、三角持ち合いの様相となっており上下どちらに放れるかが注視される。
10月12日には、三角持ち合い上限と26日EMA(指数平滑線:青線)を上抜けしたことで上放れの様相となったものの、再び下押しされる展開となった。そして、12日EMA(赤線)やS1とS2を下抜ける展開となった。しかし、再びS1とS2を回復する展開となっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)はゼロラインの下方で横ばいになっていることから、12日EMAと26日EMAも横ばいとなっている。そのため、トレンドレスの状態となっている。
まとめると、相場はもみ合いとなっているものの、12日EMAが26日EMAの下に位置しており、ロウソク足も12日EMAの下方にあることから、下押しバイアスが強いことを示している。また、三角持ち合いの上下の放れが意識される展開となっていることで、投資判断は『放れ待ちの様子見』としたい。
新型コロナウイルスのワクチンの治験停止や追加経済対策の大統領選挙前の合意が困難となるなどリスク回避が高まりやすい。昨今は『有事のドル買い』となりやすく、リスク回避の動きが強まるとドル高による金売りも出やすい。一方で、ドル/円ではリスク回避の円買いも同時に入ることから、ドル/円での値動きでは若干の円高・ドル安になりやすい。そのため、金標準先物も上値が抑えられやすい。しかし、リスク回避の動きの中、金標準先物が暴落的な動きにもなり難い。
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