★欧米市場序盤の取引では、大きなトレンドを作るほどの動きにはならず105円前半でのもみ合いが続いた。なお、欧州主要株価指数が全面高で推移、NYダウ先物も250ドル高に大幅続伸した。ユーロとポンドは対ドルで持ち直し、ドル/円の下押し圧力になり105.30円付近に値を下げた。リスク選好のドル売り、円売りは一旦収束し、全般的に材料難で足元は動き難い展開となった。29日に始まる米大統領選テレビ討論会や週後半のISM製造業景況指数や米雇用統計の発表など、イベントを控えた様子見姿勢から緩やかな値動きとなった。
欧州通貨やオセアニア通貨に対して弱含んだが、ドル/円の買いに支えられドルが小幅に買われた。欧米株高を背景に投資家のリスク志向が改善し円売りが優勢となった。ペロシ下院議長とムニューシン米財務長官は追加経済救済策を巡り交渉を再掲したことで、リスク選好の動きから円売りが優勢となった。株高を背景としたリスク選好のドル売りの動きも見られたが、ドル/円は105円半ばでほとんど動意が見られなかった。
★欧米主要経済指標
・米・9月ダラス連銀製造業活動指数:13.6(予想:9.5、8月:8.0)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は105.25-65円のレンジ
・英とEU貿易交渉の決裂は回避されるとの期待高まる
・英中銀のマイナス金利導入観測が後退でポンド買い
・米大統領選テレビ討論会など重要イベント控え様子見
・NYダウは一時540ドル超上昇でリスク選好の円売り
・VIX指数は26.38から26.19へ低下
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