★金標準先物のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズ基調が続いている。さらに薄い雲の中に入ってきたことで、雲上下限が抵抗体となりやすく値動きと縮小する可能性がある。
相場ではもみ合い後にトレンドが発生して、再びもみ合う展開となる。現在は、トレンド後のもみ合い相場となっているが、もみ合う期間が長くなればなるほど上下に放れる勢いが強まることが多い。
上下どちらに振れるかが分かれば苦労はしない。今現在は、21日SMA(黒線)を下抜け、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も%DがSlow%Dを下抜けしてきたことから、下放れする可能性の方が高い。
上下に放れてバンド幅が拡張するエクスパンションは、±3σのバンドが外側に広がる。そのため、プラス3σの6,776円より上昇するか、それともマイナス3σの6,489円より下落すると、±3σのバンド幅が広がりエクスパンションが始まる。
その段階で順張りするのが、売買によるリスクが少ないことになる。
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