FITS エコノミックレポート

★白金標準先物の日足では、下向きとなっている5日SMA（赤線）が10日SMA（黄線）と25日SMA（青線）を下抜けるデッドクロスしている。また、5日SMAがレジスタンスとして意識される展開となっており、上値を抑える展開となっている。

一方で、下値では260日SMA（茶線）と200日SMA（紫線）がサポートとして意識され下支える展開となっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）では、％DとSlow%Dの両線が下向きとなっており、下押しバイアスが強いことを示している。

今まで200日SMAと260日SMAが下支えとなり高値圏もみ合いが続いていた。ただ、下向きとなっている5日SMAが徐々に上値を抑えてきている。また、ストキャスティクスでも下落基調となっていることで、相場の節目が近づいている。8月6日高値を起点として8月19日高値を結んだレジスタンスR1を再び上抜けできるかも注視される。