★ユーロ/ドルの日足では、5日SMA(赤線)1.18858ドルと10日SMA(黄線)1.18497ドルを下抜け、さらに25日SMA(青線)の1.18306ドルの攻防となっている。
25日SMAは強力なサポートラインとして意識されていることから、下抜けしてくると相場に下向きバイアスが強まりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、7月30日近辺がピークとなり、その後は価格はもみ合い相場ながらも上値・下値を切り下げる展開となっている。9月1日には1.2011ドルと直近高値を付けるなど、オシレータと価格の間にダイバージェンスが生じている。そのため、ユーロ下落の予兆として警戒する必要がある。現在、%DがSlow%Dを下抜ける展開となってきており、下押しバイアスが強まってきている。
シカゴIMM投機筋ポジションの8月25日付けでも、過去最高のユーロロングポジション(ユーロ買い・ドル売り)の+211,752枚となっており、投機筋のポジションが高水準にある。そのため、ユーロが下落し始めると、ポジションの巻き戻しとなるユーロ売りが強まりやすい。
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