FITS エコノミックレポート

★金標準先物の日足では、下落調整となっているものの、26日EMA（青線）がサポートラインとなり、下げ止まる展開となっている。

そのため、現状では一時的な下落調整となっており、相場のトレンドが反転したとみるのは時期尚早となる。

MACD（パラメータ：12、26、9）では、シグナルを下抜け両線とも下向きとなっているものの、ゼロラインの上方に位置している。そのため、下落調整局面ではあるが、このまま下落基調が強まるかの判断は現段階では難しい。

そのため、ロウソク足が26日EMAを明確に下抜け、12日EMA（赤線）が下向きとなり、26日EMAとデッドクロスするような動きになって初めてトレンドの変化の兆しとなる。

現在は12日EMAが26日EMAの上方に位置しており、26日EMAがサポートとして意識され下げ止まっていることから、下落調整から反転する可能性もある。よって、明確な動きになるまでは、現段階での投資判断は『様子見』となる。