★欧州市場序盤の取引では、欧州株安にも関わらず、ユーロはEU首脳会議での復興基金合意への期待感に支えられ、ドル/円でもドルが弱含み推移した。なお、NYダウ先物は120ドル安となった。NYダウ先物が下げ幅縮小、日経先物も小幅続伸となったことを背景に、リスク許容度改善によるドル安・円安が持続する中、107.16円前後でもみ合い推移した。欧州株はまちまちながら上昇が目立ち、NYダウ先物は反転が期待される中、リスク選好の円売りとなった。その後、欧州株が伸び悩み、NYダウ先物も再軟化となる中、戻り一巡からドル売り・円買いが入った。
戻り地合いで107.20円台を見るも戻り歩調で上値の重い展開となった。NY市場寄り付き後、株安に連れてリスク回避の円買いが優勢となった。米国株の底堅い動きを眺め、円に対する売りが意識された。米国では前日と比較し、感染件数も死者数も下回ったことでマイナス圏で取引されていたNYダウがプラス圏を回復で107.30円近辺でもみ合う展開となった。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は107.01-33円のレンジ
・EU首脳会議で復興基金案が妥結に向けて前進
・ユーロ/ドルは一時1.1468ドルと3月9日以来高値
・20日から英国とEUの6回目の交渉ラウンド開始
・ナスダック総合株価指数は史上最高値で取引終了
・VIX指数は25.68から24.46へ低下
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