★2020年1月6日を100として日経平均(赤線)、TOPIX(緑線)、マザーズ指数(青線)の株価指数動向を見てみると、新型コロナウイルスが収束したような戻り基調が続いている。
特にマザーズ指数においては、年初来の株価を13.6ポイント上回る展開となっており、年初来高値を更新している展開である。
また、6月3日現在日経平均は97.15、TOPIXは93.97と年初の価格近辺まで戻り基調となっている。やや日経平均の戻りの方が大きいため、NT倍率が拡大している。
新型小ルナウイルスのワクチンや治療薬もなく、世界的には感染拡大と死亡者が増加しているほか、発表される経済指標は過去最低の数値が相次ぐ中での戻りとなる『コロナバブル』の様相となっている。ワクチンや治療薬の開発期待や、大規模財政策や金融緩和からの先行き景気回復期待から株価に資金が集まっている。買うから上昇する、そして売り方からの買い戻しでさらに上昇するという展開が続いている。期待だけの危うい市場ではあるが、上昇が続く限りプロの投機家や機関投資家は買わざるを得ないのである。期待通り早々にワクチンや治療薬が開発され、期待通りに世界的に景気回復すれば、相場の上昇は正解だったということになる。しかし、そうならなければ、2番底模索の展開となる可能性が高い。
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