FITS エコノミックレポート

年初来からの国内貴金属先物比較!

 

★2020年1月6日を100として、東京金(赤線)東京銀(緑線)東京白金(青線)東京パラジウム(灰線)の価格動向を分析した。

5月29日現在東京金だけが年初来プラスとなっており、4貴金属の中では値動きが小幅になっている。

一方で、年初来から上昇基調を続けていた東京パラジウムは2月27日の141.25が高値となり3月18日の底値の79.42と変動幅が大きくなった。5月に入って戻り基調となり、一時107.33まで回復したが、29日現在は99.76と年初来からわずかに下回る展開となっている。

東京銀は年初からは100前後でもみ合う展開となっていただ、2月21日の103.58がピークとなり3月19日65.58まで低下後戻り基調となっているものの、29日現在は92.99と年初来からは安値で推移している。

東京白金は2月19日までは100前後で推移していたものの、2月19日104.23がピークとなり3月19日の63.61まで低下した。その後は他の貴金属同様に戻り基調となっているが、他の貴金属の中では最も戻りの鈍い展開となっている。

国内貴金属は一時の下落基調から戻り場面となっているが、東京金以外は100以下で推移している。年初来からの動向を見てみると、東京パラジウムの高値からの戻りが鈍く戻り場面を狙いたい。一方で、東京白金は安値で放置されているものの、戻り場面では戻りの鈍さが意識される。

 

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