FITS エコノミックレポート

東京原油は相場の節目!

 

★東京原油の日足では、4月22日安値15,710円を起点として5月15日安値21,760円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして意識され下支えされている。一方上値では3月25日高値27,740円がレンジ相場の上値目処として意識される。

移動平均線では、5日SMA(赤線)の25,538円を下抜けるとレジスタンスとして意識される一方で、10日SMA(黄線)の24,197円がサポートとなり下支えする展開となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、高水準で%DがSlow%Dを下抜け下向きとなっていることから、下押しバイアスが強まってきている。ただし、モメンタム系オシレータは明確なトレンドが発生していると、売りシグナルを発生しながら基調が継続するダマシが発生しやすいので注意が必要となる。

 

まとめると、S1と10日SMAを維持しているうちは上昇トレンドが継続している可能性が高い。一方で、5日SMAを下抜けレジスタンスとして意識されており、短期トレンドに変化が出てきた。そのため、投資判断は一旦『様子見』となる。

下値では、25日SMA(青線)もサポートラインとして意識されやすく下支えとなりやすい。一方上値では、3月25日高値27,740円や下向きの75日SMA(緑線)の28,066円が上値目処として意識される。

戻り場面が続いていたが、相場の節目にきているので注意してみていきたい。

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