★日経225は、新型肺炎拡大が世界景気に悪影響をもたらすとの警戒感にイラク米大使館ロケット弾着弾等に投資家心理が一段と冷え『春節』休暇で上海・香港などアジア市場休場で日本株にグローバル投資家のヘッジ売りが膨らだことから大幅下落となった。
そのため、25日SMA(青線)がサポートラインとして意識されていたが、一気に下抜けした。下値では、1月8日にサポートラインとして意識され後に反転した75日SMA(緑線)の23,218円が意識される。
ただ、ストやスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることで、下押しバイアスが強まっている。
まとめると、今晩突然新型肺炎のワクチンが開発されるなど、状況が急変するようなら75日SMAで下げ止まる展開が予想される。しかし、日々感染者や死亡者が増えている状況では早々に改善しにくい。また、NYダウ先物も大幅な下落基調となっていることから、75日SMAを下抜けする可能性が高い。その際は、100日SMA(黒線)の22,772円が下値目処として意識される。さらに、下抜けするようなら、200日(紫線)の22,047円が下値目処として意識される。今回の下落は新型肺炎の感染拡大が懸念されているものであって、世界的な金融危機を発生させるものではない。そのため、利益確定や手仕舞い売りが一巡すれば、戻り基調となりやすい。そのため、下値から反転するのを待つ状況となる。
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