★1月9日以降の東京金60分足では、心理的な節目となる5,500円を目前にしてもみ合う展開が続いている。ただ、雲の上方や120時間SMA(赤線)の上方に位置しており、上昇基調は継続している。24時間SMA(緑線)がレジスタンスとして意識されていることから、上抜け出来るかが焦点となる。
NY金先物市場は1548.00∸1558.20ドルのレンジ相場となった。概ね良好な米経済指標を受け、安全資産とされる金は売りが先行した。好調な企業決算に後押しされた米国株相場の堅調さも金先物の重石となった。
価格帯別出来高では、5,460円前後で出来高が多いことから、上値が重くなると利益確定売りが入りやすい。もみ合いながら出来高が膨らむかが注目される。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上でダマシが頻発しており、トレンドレスの状態となっている。ただ、ゼロラインの上方に位置していることから、基本的には上昇基調となる。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、徐々に上値・下値を切り下げる展開となっており、下押しの兆しが出ている。
東京金の日足では、5日SMAの5,465円を上回っていることや、5日SMAと10日SMAが上向きとなっていることで、短期的には上昇基調は継続している。NY金は良好な米経済指標や好調な米企業決算を受けて、売りが優勢となった。ただ、大幅調整となっていないことから、底堅い展開となっている。為替市場では、NY時間でリスク選好の動きになったものの、110円台前半で上値の重い展開となっている。
本日の注目点も、5日SMAの5,465円を維持出来るかにある。5日SMAも再び上向きとなってきていることで、短期的な上昇基調にある。ただ、東京白金が下落していることから、東京金もつれ安となりやすく上値が抑えられる。
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