★11月29日以降の東京金60分足では、雲の上限がサポートとして意識され高値圏でもみ合う相場展開となっている。各SMAが緩やかに上昇していることから、上昇基調は継続している。
NY金先物市場は1478.00-1485.70ドルのレンジ相場となった。米中の通商問題の先行きが依然として不透明な中、ムニューシン米財務長官が『中国との通商協議は軌道から外れていない』と述べ、米中両国は次官級の電話協議を実施していることを明らかにしたことから、金先物の上げ幅はやや縮小した。
価格帯別出来高では、上値で出来高が膨らんできていることから、底堅い展開が続いている。引き続き出来高が膨らむかが注目される。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方に位置しているものの、緩やかに下落基調となっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。
東京金の日足では、5日SMAの5,144円と10日SMAの5,126円、25日SMAの5,138円がサポートとなっている一方で、75日SMAの5,170円がレジスタンスとして意識され上値を抑えている。NY金は米中貿易協議の行方をにらみながらの展開となっており、不安定な地合いが続いている。為替市場では、底堅い展開が続いており、108円台後半での値動きが続いている。
本日の注目点も上下の抵抗体を上抜け・下抜けするかが焦点となる。11月12日以降もみ合い相場が続いていることから、どちらかに放れると大きな動きとなりやすい。
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