★11月23日以降の東京金60分足では、米国市場が感謝祭で休場だったこともあり、上下8円の範囲内での値動きとなった。24時間SMA(緑線)と240時間SMA(茶線)がサポートとなり底堅い展開が続いた。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯でもみ合い相場となっており、上下どちらかに振れると大きな動きになりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方で横ばいとなっており、トレンドレスの状態となっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DがSlow%Dをわずかに下抜けしてきたことで、下押しバイアスがかかってきている。また、上値を切り下げる展開となっている。
東京金の日足では、5日SMAの5,107円、10日SMAの5,115円、100日SMAの5,110円がサポートとなり、もみ合い相場が継続している。外国為替市場では、中国政府による対米報復への警戒感、北朝鮮による弾道ミサイルの発射、月末のポートフォーリオによるドル売り警戒感などリスク要因はあるものの、ドルは底堅く109円台半ばで推移している。そのため、東京金の下支えとなっている。
本日も感謝祭の祝日の翌日となり、米国市場では短縮市場となり、ほぼ休場と同様の閑散相場となりやすい。そのため、突発的な材料で市場のボラティリティが上昇しやすいので注意が必要となる。本日の注目点も100日SMAを維持出来るかが焦点となる。
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