★東京原油の日足では、8月以降34,000円台が下値目処となり反転する傾向がある。今回も10月4日安値34,200円が底値となり戻り基調が継続している。
ただ、5日SMA(赤線)の35,854円サポートとなっている一方で、10日SMA(黄線)の36,269円がレジスタンスとして意識されている。
5日SMAと10日SMAのもみ合いが3日目となることから、そろそろ上抜けするのかそれとも下抜けするのかが判明しそうである。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は低水準から%DがSlow%Dを上抜け、両線とも緩やかに上昇基調となっていることから、戻り基調を維持している。
10日SMAを上抜け出来るようなら、上値目処として25日SMA(青線)の37,336円が上値目処となりやすい。レジスタンスして意識される第一弾は37,000円後半近辺で上げ止まることが多い。ただし、この抵抗帯を上抜けすると更なる上昇が期待できる。
一方で、5日SMAを下抜けするようなら、再び34,000円台までの下落調整が視界に入る。
東京原油は戻り基調にあるものの、相場の節目にきており10日SMAを上抜けできるのか、それとも5日SMAを下抜けするのか注目される。
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