★東京白金の日足では、6月18日安値2,774円を起点として6月24日安値2,791円を結んだトレンドライン(S1)が下値支持ラインとなり戻り基調が継続している。下ヒゲでは何度もS1を下抜けしたものの、実体はトレンドライン内に戻っていることで重要なトレンドラインとなっている。
上値が重いのは上値に各SMAが位置しており、買い方からの『やれやれ売り』売りが入りやすくレジスタンスとして意識されている。
ただ、徐々に各SMAを上抜けしてきている。現在は200日SMA(紫線)2,958円と100日SMA(黒線)2,974円がレジスタンスとなり上値を抑える展開となっている。また、10日SMA(黄線)2,982円が下向きとなっていることで、今後レジスタンスとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが徐々に横ばいとなってきていることから、下落基調が鈍化してきている。
まとめると、東京白金はS1を維持していることから、戻り基調が継続していることを示している。しかし、各SMAがレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。投資スタンスは上昇基調を維持していることから、『買い』としたいところだが、上値の重さも意識されていることで、現状は『様子見』スタンス。ただ、上値にある3本のレジスタンスを上抜けすると、上昇基調が加速する可能性があるので、上抜けしたことろで順張り戦略としたい。
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