FITS エコノミックレポート

過去10年間のCFTC金投機ネットとNY金先物動向!

 

★6月18日付けの投機筋によるCFTC金ネットは204,323枚の買越となっている。過去10年のピークは2016年6月の301,920枚の買越がピークとなっている。直近のピークは2017年8月の231,047枚がピークとなっている。

30万枚の買越は行き過ぎた面があることから、それを除くとあと2万~3万枚前後が一旦のピークに近づく。

そして、ピークアウトすると金先物の下落が勢いづくことが多い。

また、最大の特徴は買越がピークを打った後、ダブルトップのように一回持ち高が減少したあと、再び増加しその後大幅に減少することが多い。

金が天井を打つには、投機筋の買越が一回減少するような動きが必要となりそうだ。また、ダブルトップ形成後ネックラインを下抜けするような動きとなった時が一つの売りタイミングとなる。投機筋のネット買越残高が増加基調を強めている時は、金価格も上昇しやすいので、値ごろ感からの売りには注意が必要となりそうだ。

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