★東京金の一目均衡表日足では、雲の上限がレジスタンスとして意識され上抜け出来ずにいたが、6月14日に雲の上限を上抜けるとストップロスを巻き込み騰勢を強めた。週末夜間では、勢いそのままに始値は高く始まったものの、利益確定売りなどから下落基調となった。しかし、雲の上限や転換線5日(茶線:オリジナル線)がサポートラインとして意識され下ヒゲを伴って終了した。
転換線9日(赤線)は基準線(青線)を上抜けており、さらに相場の方向性を示す基準線が上向きとなっていることから、上昇トレンドは継続している。
26期間遅行する遅行線(緑線)は雲の上限を上抜けしてきており、さらに26期間先行する先行スパンでは、先行スパン1が先行スパン2を上抜け両線とも上向きをとなっていることも上昇基調の強さを示している。
52期間の高低の中心値となる先行スパン2の当日線(灰線)が上を向いていることから、中期的なトレンドも上向きとなり、今までの売り方からのポジションの手仕舞いが入りやすい地合いとなっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:87.71、Slow%D:85.62とやや過熱感が出てきているが、モメンタム系のオシレータはトレンド発生時には上限に張り付くようなダマシが頻発しやすいので、注意が必要となる。そのため、5月31日安値と6月12日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けするまでは安易な売りには注意が必要となる。
まとめると、現在は上昇基調は継続しており投資判断は『買い』または『継続』となる。投資判断を変更するシグナルは、S1を下抜けしてくるようなら注意が必要となる。また、雲の上限は今後低下基調にあることから、転換線5日が転換線9日を下抜けるかが注視される。
上値目処では、3月20日高値4,685円を一時上抜けしたものの、再び下回る展開となっていることで、この高値を確り上抜け出来るかにある。このラインを上抜けすると年初来高値を付けた2月20日の4,789円が視界に入ってくる。
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