★東京金の週足では、18年1月12日週が高値となり、その後200週SMA(紫線)まで下落したものの、サポートとして意識されると反転地合いとなった。26週SMA(青線)まで戻り基調となったものの、明確に上抜け出来なかったことでレジスタンスとして意識され再び下落基調となり18年8月17日安値4,112円まで下落して底値を確認した。それ以降は、右肩上がりの上昇トレンドが持続したが、18年1月12日高値を上抜けできなかったことからレジスタンスとして意識され、19年2月22日週の高値4,789円を高値が天井となり下落基調を継続している。
トレンドラインでは、2月22日高値を起点として4月19日週高値を結んだトレンドライン(R1 )と3月1日高値を起点として3月22日週高値を結んだトレンドライン(R2 )がレジスタンスとなり上値を切り下げ下落基調が続いている。また、R1とR2から下放れしていることからも下押しバイアスが強いことを示している。
SMAでは、13週SMA(赤線)が下向きとなっており、下落基調が継続すると26週SMAとデッドクロス(DC)する可能性が高まっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、20%を下回りやや過熱感が出ているものの、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから、下押しバイアスは継続している。
以上を総合すると、売りポジションは『継続』で戻り場面では『売り乗せ』で対応したい。下値目処では、52週SMA(緑線)4,484円や200日SMA(紫線)4,450円がサポートとして意識される。また、18年8月17日週安値と19年2月22日高値を結ぶフィボナッチ・リトレースメントの半値戻し4,451円も意識されるが、ちょうど200日SMAの位置とほぼ同値となることから、強力なサポートとして意識されそうだ。この下値目処を下抜けると61.8%押しとなる4,371円まで下落する可能性が高く、13週SMAと26週SMAもDCする。一方で、リスクシナリオでは、見方によっては、下降ウェッジのフォーメーションとなっている可能性もある。(フォーメーションは上抜け・下抜けして始めてフォーメーションが確定する遅効性がある。)そのため、52週SMAや200週SMAで反発して再び上昇トレンドに回帰することである、よって、52週SMAや200週SMAまで下落する場面では、ストキャスティクスの動きも注意深くみながら対応する必要がある。
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