FITS エコノミックレポート

東京金の中期トレンドは下落基調!

 

★東京金の週足では、18年8月17日週のボトムと2019年1月11日週安値を結んだトレンドライン(S1)を3月29日週に下抜けた後はレジスタンスとなり下押しとなった。また、2019年3月1日週の高値4月12日週の高値を結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスとなり下落基調が継続している。

移動平均線では、13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)を上抜けるゴールデクロスして上昇基調を強め、その後26週SMAが52週SMAとゴールデンクロスした。ただ、26週SMAと52週SMAのゴールデンクロスが東京金の天井となった。13週SMAが徐々に低下傾向にあることから、下向きバイアスが強まってきている。また、26週線がレジスタンスとなり上値を抑える動きとなっている。

ただ、上値・下値を切り下げる展開となっているが、フォーメーションでは『上昇フラッグ』の様相となっている。ただ、フォーメーションはその後の上下限を抜けて初めてフォーメーションが分かるので、今の段階では動向は判断できない。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:30.56がSlow%D:36.98を下抜け両線とも下向きとなっていることから下落基調は継続している。また、過熱感は出ていない。

結論的には、現在のところ過熱感なく下落基調が継続している。戻りでも26週SMAが上値を抑える展開となっている。ただ、下値では52週SMAの4,487円や200週SMA(紫線)4,449円がサポートとして意識されやすい。52週SMAや200週SMAが近づいてきたことから、この両SMA近辺での動向を意識しながら戻り売り目線で対応したい。

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