★東京金のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、±3σともに拡大していることから、下落基調が継続していることを示している。プラス3σが横ばいから内側に入ってくるような動きとなると下げ止まりのシグナルとなる。さらにマイナス3σが横ばいから内側に入ってくれば反転のシグナルとなる。
上値ではマイナス1σの4,555円がレジスタンスとして意識される。
ロウソク足では、前日ロウソク足に対して上値・下値を切り下げる動きとなっていることから、下落基調は継続している。上値・下値を切り上げるまでは一時的な戻り場面となりやすい。
5月14日に今年初めての一目均衡表の雲のネジレがある。雲のネジレではトレンドの加速や反転など相場の節目になりやすいので注意日となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:14.65、Slow%D:15.25と売られ過ぎ過熱感が出ている。しかし、明確なトレンドが出ている場合、モメンタム系のオシレータは機能しなくなりやすい。1月30日以降は買われ過ぎシグナルは出ていたものの、ストキャスティクスは上限に張り付いて横ばいとなり価格は上昇基調が続いた。このようなダマシでは大きな損失につながる。そのため、トレンド発生時は、注意しなければならない。
現状はプラス3σが拡張基調にあることや、上値・下値を切り下げる展開が続いていることから、下落基調が継続しているものと思われる。そのため、戻りもマイナス1σまでが限界となりやすい。オシレータはトレンド発生中のため、売られ過ぎ過熱感は出ているものの、ダマシとなる可能性があるので注意したい。
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