★豪ドル/円の日足では、本年に入ってから概ね77円台半ばから79.85円近辺でのレンジ相場が続いている。ただ、4月12日にレンジ上限を上抜けたことで、上値追いの期待が高まった。しかし、260日SMA(茶線)がレジスタンスとなり、押し戻される展開となった。
抵抗体として意識されていた100日SMA(黒線)を下抜け、75日SMA(緑線)を下抜けしてきたことで、レンジ相場下限となる77円台半ばまでの下落基調となりやすい。
また、5日SMA(赤線)79.59円や10日SMA(黄線)79.90円が下向きとなっていることで、戻り基調ではレジスタンスとなりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎから%Dが%SDを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることで、下押しの勢いが強いことを示している。
下押しの勢いが強いことや、ストキャスティクスでは過熱感なく下落基調となっていることから、値ごろ感からの押し目買いよりも戻り売り目線で見ていきたい。
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