★4月16日付けCFTCの投機筋のNY原油先物(赤線)のネット買い残高は515,258枚となり、9日付け516,662枚から1,404枚の減少となった。ただ、その後も米国のイラン産原油の禁輸措置について、日本を含む8カ国・地域に対する適用除外措置を打ち切ると発表したことで、原油先物1月限(青線)は上昇している。そのため、買い残高が再び増えている可能性が高い。直近のピークとなる2月6日付け739,097枚までは200,000枚超下回っている。まだ積み上げ可能性な状況となっている。そういう意味では、米国とイランの問題がこじれて最悪のケースとして、イランがホルムズ海峡の封鎖に動くと原油価格ももう一段の上昇となりやすい。
一方で、原油価格と日経225(黒線)の動向を見てみると、NY原油が上昇すると日経225も上昇しやすく、NY原油が下落すると日経225も下落しやすいことが分かる。日本株の売買シェアでは70%超が外国人投資家であり、外国人投資家の70%超が欧州からの売買となっている。要するにオイルマネーが日本株に流入していることから、原油価格との相関が高い。ただし、原油が急騰するようならインフレ懸念と長期金利の上昇から株価にとってはマイナス要因となる。
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