★欧州市場朝方の取引では、欧州株高を背景に節目の111.00円に迫ったが、上値抵抗強く戻り売りに押される展開となった。NYダウ先物が小幅ながら下落し、米長期金利の上昇は続かず、利益確定のドル売りが観測され、上値の重い展開となった。メイ英首相とユンケル欧州委員長との会談などのイベントリスクを控え、持ち高調整の動きが優勢となった。欧州時間に入ると、ポンドとZARの動きが主流になったこともあり、ドル/円は蚊帳の外で110円後半で小動きとなった。
手がかり材料に乏しかったものの、米長期金利が上昇に転じたことを受けドルの買い戻しが優勢になった。英国のEU離脱修正案をめぐり、EUとの合意期待が高まったことを背景にドルの重い動きが継続した。FOMC議事要旨の公表を受けて小幅ながらドル買い戻しが進み、110.80円台に持ち直した。
★欧州主要経済指標
・ユーロ圏・2月消費者信頼感指数速報値:-7.4(予想:-7.7、1月:-7.9)
★欧米市場のポイント
・110.62-110.95円のレンジ相場
・英国とEUとの離脱交渉の合意期待高まる
・米中貿易協議の進展期待が引き続き相場の支え
・FOMC議事要旨公表後ドル買い優勢
・フィッチが英国の格付け引き下げの可能性
・VIX指数は14.88から14.02へ低下
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