FITS エコノミックレポート

★東京ガソリンの日足では、12月25日の安値43,000円がボトムとなり戻り基調が続いていたが、1月21日の高値53,150円を付けた後は徐々に上値を切り下げてきており、戻りが一服となってきた。

上値では5日SMA（赤線）51,706円が10日SMA（黄線）52,034円がデッドクロスして、レジスタンスとして東京ガソリンの上値を抑えている。一方で、下値では25日SMA（青線）49,973円がサポートとして意識されている。下向きの5日SMAが上値から押す形となっている一方で、下値で25日SMAが支えている構図となっている。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は買われ過ぎ域から％Kが％Dを下抜け両線とも下向きとなっている。また、％Kと％Dが徐々に買い利幅を開いていることから、下押し圧力が強まってきている。

今後の注目点は、5日SMAを再び上抜けして戻り基調を回復するのか、それともストキャスティクスが示しているように下押し圧力が強まり25日SMAを下抜けするかが注目される。25日SMAを下抜けすると下値模索の動きになりやすい。