★日経225の長期トレンドを示す月足では、ダブルトップネックラインの18年3月安値20,347.49円を下抜けしたことから、下落トレンド入りとなっている。
12ヵ月SMA(赤線)も下向きとなっており、下向き圧力が強くなってきている。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、価格は上昇したものの%Kと%Dは上値を切り下げるダイバージェンスとなっている。さらに%Kと%Dがかい離幅を広げながら両線とも下向きとなっていることから、下押し圧力が強いことを示している。
テクニカル的には、ダブルボトムネックラインを下抜けると、ダブルトップの高値とネックラインの値幅に対して、ネックラインから同値幅下落する可能性が高い。
高値からネックラインの値幅は4,100.58円となることから、ネックラインから同値幅下落すると16,246.91円が下値目処となりやすい。
この価格の近辺では、2013年2-3月ではレジスタンスとなり、2016年11月ではサポートとなり上昇基調を強めた値位置になっている。
そのため、もみ合いながらも16,200円台に接近する可能性があるので、警戒しておく必要がある。
戻り基調では、ネックラインとなる20,347.49円がレジスタンスとして意識される。
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