★ポンド/円の一目均衡表日足では、徐々に上値を切り下げ雲の下限144.79円を下抜けしてきており、急落のリスクも高まってきているので注意が必要となる。
11月13日安値145.96円のダブルトップのネックラインを下抜けしてから、下落の勢いが加速した。その後雲の下限近辺でロウソク足が徐々に小さくなっていることから、ストップロスの売りは一巡したと思われる。ただ、上ヒゲを出しながら結局は陰線引けとなりつつ、上値を切り下げているだけに上値の重さも意識されている。
本日は陽線となっているものの、雲の下限がレジスタンスとして意識され、上抜け出来ずに推移している。
また、RSI(パラメータ:14、30、70)では、41%まで低下して50%を下回っていることから、過去14日期間の上げ変動額と下げ変動額では、下げ変動額が大きくなっていることを示している。要するに14期間では、含み損を抱えている買い方が多いことを示している。
アジア時間帯では欧州通貨は動きにくいことから、欧州タイムに入ってからの動きとなる。そのため、一目均衡表の雲の下限を下抜けしていることを留意しながら売買する必要がある。買い方では、まずは雲の下限となる144.79円を上抜けるまでは下落リスクがある。一方で、売り方では11月15日直近安値144.23円がサポートラインとなる可能性もあるので注意が必要となる。ただ、下抜けすると10月26日安値142.75円が視界に入ってくる。
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