FITS エコノミックレポート

★日経225の日足では、陽線引けとなったものの前日ロウソク足の上値･下値を切り下げて終了した。5日SMA(赤線）は10日SMA（黄線）と25日SMA（青線）を下抜けするデッドクロスとなっていることから、上値の重さが意識されやすい。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％Kが％Dを下抜け徐々にかい離幅を広げながら下向きとなっていることから、下落基調が継続している。

現在高値を切り下げる動きとなっており、10月26日の安値20,971.93円を下抜けすると安値切り下げとなり、トレンドは下落トレンドとなる。5日SMAが下向きなっていることから下押しの勢いが残っている。一旦下げ止まっても上値に各移動平均線が位置していることから、当面は上値の重い展開が継続しそうである。ただ、過度な円高基調とはなっていないことから、ここからの深押しは避けられる可能性が高いと思われる。