★Tレート(8日EMA:赤線)トレードでは、ロウソク足がTレートを上回っているうちは買い目線、Tレートを下回ると売り目線となる。ただ、それだけではダマシが多いことから、20日SMA(青線)を加え、Tレートが20日SMAの上方に位置している時は買い目線、下方に位置している時は売り目線となる。
そして、両線が方向性が重要で上向き・下向きで判断していく。
現在のトルコリラ/円は、ロウソク足はTレートの上方にあり、Tレートが20日SMAの上方に位置している。また、Tレートと20日SMAは上向きとなっていることから、押し目買い目線となる。そのため、Tレートの18.72円や20日SMAの18.08円がサポートとして意識される。8月30日安値と9月13日安値を結んだトレンドラインと20日SMAがほぼ重なっていることから強力なサポートとなりやすい。
また、MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDがゼロラインを上抜けしていることから、12EMAと26EMAがゴールデンクロスして、さらに上向きを維持していることから両線はかい離幅を拡張していることになる。
一方で、レジスタンスとして意識されているのは、8月16日の直近高値19.45円となる。大幅下落後の戻り天井となったことで、買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく売り圧力も強い。
短期的には上昇基調が維持されており、押し目買い目線となっている。ただ、ロウソク足がTレートを下抜けると20日SMAまでの下落も意識される。また、Tレートが20日SMAを下抜けると再び下落基調となりやすく注意が必要となる。
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